冷却処置の方法
「家族の一員」である大切なペットちゃんが亡くなった場合、気が動転し何をすれば良いか、どんな方法で処置をすれば良いのか分からないことも多いと思います。
そのような事がないように、ここでは万が一に備え「用意するもの」「冷却処置の方法」等をお伝えさせていただきます。
安置する場合、冷却処置が必須となるため、ご家族様がしっかりと処置を行うことが大切です。
亡くなってから死後硬直や腐敗の進行が始まりますので、しっかりと処置をしなければなりません。
特にこの季節、気温・室温の高い場所、湿気の多い場所での安置は腐敗の進行が非常に早く注意が必要です。
なるべくエアコンのあるお部屋に移動し、温度も極力低く設定して下さい。
お部屋の環境が整いましたら、下記をご準備し冷却処置を行いましょう。
《準備する物》
・保冷剤、もしくは氷
・バスタオル、もしくはブランケット
・ダンボール、もしくは発泡スチロール
冷凍庫にある家庭用の氷、もしくはコンビニ等で購入した氷でも冷却は可能です。
即効性があり、容易に冷却処置を行うことができます。
しかし、この季節は溶けるのも非常に早いため、なるべく小まめに取り替えが必要です。
基本的には身体全体を冷やしてあげるのが良いのですが、保冷剤や氷の量が少ない場合、頭や腹部を重点的に冷却して下さい。
その際、水滴が身体に付着しますと、逆に腐敗の進行を進めてしまう場合があるので、タオルやハンカチで包むことをお勧めいたします。
更に冷却効果を高める方法として、ダンボールや発泡スチロール等の適度な箱を利用すると、冷気が中に閉じ込められるため、冷却効果がより高まります。
硬直が激しく箱に納まらない場合、バスタオルやブランケット等を布団のようにし、その中に保冷剤や氷を入れ冷却すると良いでしょう。
「冷却処置」は必要不可欠です。
見えない形であっても、死後より腐敗の進行は始まっています。
少しでも長くお別れの時間を設けるためにも、ペットちゃんのためにも正しい冷却処置を行ってあげてください。
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